■まざー、まざー■



だいぶ前になりますが。マザー3をクリアしました。


マザー3、発売日に買っているのに
プレイまでだいぶあいてしまっていました。
実は、マザー3プレイするのが少し怖かったのです。

じぶんでも理由がぼんやりとしかわからなかったのですが
伊集院光さんがずばっとおっしゃってました。
「自分の好きなマザーでなかったら怖い、
マザーに感動できない自分になってたら怖い」
うろ覚えですが、こんな感じ。

まさにコレだと思います。
ぼんやりとした思いをはっきり言葉にできる伊集院さんはすごい。さすがだ。


マザーに関してはいいたいこと、思うことが多すぎて
上手くまとめられる自信がなくて
今までかけずにいたですが、
思い切って書いてみます。文章よたよたでごめんねこ。


マザーに関しては、感想を聞きたくない方もいるかもしれないので
(わたしのことだ)
なんの感想を書くか明記しながら書いていきます。
エンディングまでのネタバレあり。


マザ3  





リュカ。

マザ3は、正直はまり込むことができなくて
最後近くまでは、移動時間などにちょこちょこプレイしてました。
携帯機のせいもあるかも。

なので、ストーリーもよく覚えてなかったし
「前、どこまでいったっけなあ…」と迷ってばかりいました。


主人公がころころ変わるのも、章の終わりに入る文章も
「なんかちがう…」と違和感がずっとあって、
そういう意味では不安は的中だったのかもしれない。

戦闘がしんどかったものつらかった…
ずっと、戦闘不能になると、回復する術がなかったうえ
全体攻撃がなかったのがしんどくて、楽しみきれませんでした。



マザー2の、自分とは関係なく世界が回ってて、
それぞれが自分の人生を生きている感じが好きだったので、
リュカが世界の中心みたいな描写にも違和感がありましたのです。

2も、最終的にはネス坊は選ばれた坊ちゃんかもしれなけど…
世界の大半の人は、自分の世界があって、ネスに深く
踏み入ったりはしてないと思うのです。




マザー21を振り返った描写も、個人的にはないほうが
よかったような…どせいさんは、出ないほうが…
(でもスノーマンは嬉しかった!)




と、むにゃむにゃしながら最後まであそんだ、ら。
やっぱりマザーなんですよね。
迷ったり投げ出したくなったりした日々も、
あの日からの分かれた歳月をリアルに感じさせて
急に、ずっしりと重く感じました。




文句をたらたらいってるのは、大好きだから なんだよなあ。
わたしも大人気ないなあ。



ラスボス直前のおとんのセリフが、いちばん重かった。
おとんは子供にとったら、大きくてカンペキな存在だけど
よくも悪くも一人の人間で、迷いもするし、後悔もする。
ああ、マザーだ、と思いました。



3の「MOTHER」はそのまんま「お母さん」の意味合いが
強いなあと感じました。


最後、ドラゴンがでてくるもんだとばっかり思っていたので
そのまま終わってビックリしましたよ…!
あと、エンドロールを見る方法がわからなくて
ラスボス戦5回やっちゃったよ!!

買い物の仕方が面倒くさかったり、
どこに行くか迷うことが多かったりしましたが
ネタバレなしで遊べたことが嬉しかったです。
とくに、どせいさん。


ただひとり、みちをゆく
ちいさきものに あかりを。



マザーを、ありがとうございました。
心からそういえる作品でした。




もう一回、伏線を拾いながらプレイしたいなあ。
彼のことを考えながら。

こないだ、兄ちゃんのいい同人誌を見つけて
ああー、そうか、そうだよなーといろいろ考えたので
またプレイしたいですよ!





ネス


はじめてプレイしたマザー。
最初は楽しいなあ、だけだったけど、マザーならではの
メッセージにイチコロにやられてしまいました。


ネスママがネスを思いやる感じとか、ポーラパパがポーラを
行かせたくない感じとか、アンドーナツ博士の不器用な愛情とかが
ひしひしと伝わってきたです。




そのメッセージが、大仰じゃなくて、さりげなく、
でも直球でしのばせてあった感じがまたずっしり来るです。


ニヤリとするネタやメッセージがいっぱいで、その辺も大好き。
キラキラした小物がいっぱい入ってるたからばこみたい。




生まれた日に、自分の好きなものを作って
お祝いしてくれたお母さん。

前にも書いたけど、その食べ物には「嬉しい記憶」
が含まれてるから、大好きなんだとおもうのです。





うちネスの好きな食べ物は「さる(ののうみそ)」でしたが。
ネス、ごめん。まさかこんなことになるとは…




必殺技に「カッコいいと思うもの」をつけるあたりもコドモ
だよね。そういう細かいところまで、手が抜かれていなくて、
手が入っているゲームは、やっぱりわかるし楽しい。


2
のマザーは、「自分の帰りを待っててくれる家族」って
感じかなあと思います。



やさしいかぜが ふくように
くさをなでて いくように

いつでもきみは えがおみせてあるいてた







ジュン


2のあとにプレイ。 いまではGBA版もありますが、
ファミコン版を探してきてプレイしました。
なかなか、売ってなくてねえ…
探している間も結構楽しかったのはナイショだ!



突き放した世界観に、いい意味で背中が
ぞわぞわしながらプレイしました。

突き放しすぎてしょっちゅう詰まりましたが、
近所の小さい古本屋でみつけたマザ1攻略本を見ながら
なんとか進めました。


初期攻略本なので、攻略が途中まででしたが…
なんとか、なったよ!
自分ひとりじゃメロディが集まらなかったよ!





漂うさみしげな雰囲気に、マザー1とは違う意味で
ぞわぞわしました。



特に好きなのが、イヴ。
あんなに強かった彼女が、ガレキになって
胸からメロディが流れてきたとき、
マリアさんのところに飛ばされたとき、

もうひとつの世界ががらがらと消えてしまったとき
ああ、ここにはもう戻れないんだなあと
すごくショックを受けました。


あと、マザー1は世界全体からものすごくもろい印象を受ける。
叩いたら壊れそうな。落としたら砕けそうな。
これはわたしの感想だけど。




あと…マジカントの歌が
ファミコン版とGBA版で変わった気がするんだよな…
きのせい?
FC版をまたプレイするか…!!




全体的にメッセージが言いっぱなしな感じなので
いくらでも深読みできるのが好きです。
あと、「テレパシー」の使い方が面白かったなあ。
2以降でなくなってしまったのが惜しいーー!!



いろいろ??な点は、小説版で詳しく語られているので是非!
小説版が正解ではなくて、ひとつの解釈なのだとおもうけど。
小説は2もダイスキです。
ものすごくハッピーエンドで、こうならいいなあ、と思いました。


小説…今、あまぞん見てきたら
中古しかないみたいでした…うーーむ。

2の小説が最安値4,800円ってなんだ!!
再版しないかなあ…









今回使わせていただいたフォントは
「ちばフォント」です。こちら→


これ。

ちばをPRするロゴのフォントです。
このロゴ、評判わるいようですがわたしは好きだぞ!
いろんな意味で千葉っぽい!!



そんな感じで、ありがとうマザー、なのです。




2007.01.29




TOPにおいてあったバージョン。あまり変わらないですが。


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