◆2月22日◆




天気予報は微妙でしたか、どうにか持ちそうな雰囲気の中、
まずは舞鶴引上記念館へ。
戦後に中国などから引き上げてきたかたの記念館です。
ここにも、時間の都合であまりいられませんでした。



つづいてお箸の専門店へ行きました。




年輪のように、幾重にも塗ってあるぬりばしを回転するやすりでけずって
模様を作れたです。

これがまた、なかなかにむずかしい。



ヴィ〜〜〜〜〜〜〜ン
「あ！！削りすぎて下の木までけずってしまった！！！！」

ヴィィイ〜〜〜〜〜〜〜ン
「あ！！こんどは力が弱すぎて、上の滑らかな面が取れてしまった！！！！」





・・・・・ぼけぼけですな(汗)
美しいというより、気色悪い模様になってしまったよ。

やってみてから、売っているお箸を見ると
改めてすげええ！！！と思いました。




お箸屋さんの店主さんが、喋り上手な着物が似合う旦那様で
なんともカッコよかったっす☆
ただしいお箸の持ち方の教え方を教わりました。






おもてに、こんなたてふだが。

『わたしはしあわせと7回言いながら
「幸せのかけはし」から「夢のかけはし」へ渡って下さい
幸せになれます。』

↑これが「しあわせのかけはし」で

↑これが「夢のかけはし」

だいたい、両方1メートルくらい。
み、みじか・・・いや、なんでも…。







つづいて、明通寺へ。





森の中にたつ、おちついたお寺でした。
装飾のない、そぼくで力強い感じ。好きだ。
征夷大将軍、坂上田村麻呂が建立したそうです。
さかのうえのたむらまろ！！歴史で習ったよ、その方！！
えーと・・・・えぞせいばつの人だっけ？？（曖昧）



　　　　


国宝に指定されている三重塔があるです。
よく見かける三重塔は、実際には屋根が6枚ある形が多いような気がするですが
ここの三重塔は、ほんとうに三階建て。
質素で実直な感じです。











途中、バスから見かけたバス停。




…しぶいち？？










続いて、この旅で一番行きたかった永平寺へ。
曹洞宗の大本山の禅寺です。
今も、220名の修行僧が日々修行をしているそうです。
お寺の中でも、たくさん修行中の方をみかけました。
…みんなかっこよかったです。いえい！！


永平寺に修行に来る方の３人に２人は、駒澤大学出身だそうです。
仏教学部があるから（だと思う）





今年は雪が少なかったらしい上、2月とは思えないあたたかさで
ここまで雪はほとんどなかったのですが
永平寺はさすがに、山の中にあるだけあって雪景色でした。
空気がひんやりしていて、気持ちよかったです。寒かったけど。





入口からまっすぐ進むと、山門があります。が
一般の方はもちろん、修行僧のかたも出入りはできないそうです。
通れるのは、修行に入るときと、修行を終えて出るときの２回だけだそうで。

自由に通れるのは…、えーと…名前おぼえてないなあ
たぶん、ココの一番偉い方、だったと思うのだけど…

まあ、そんな感じで（いいかげんだな）








いくつもの建物が回廊や階段でつながっているつくりで
あちこちから直接外につながっているですが
まわりにぐるっと、雪よけがたててありました。行ったときは
（写真では、真ん中やや右に写っています）





傘松閣（さんしょうかく）の天井絵。
150帖あまりの大広間の上に、230枚の花と鳥の絵があるそうです。
…この絵の中に、5枚だけ、花でも花でもない絵があるそうで
内訳は、鯉、獅子ら2枚ずつ、リスが一枚で
それをぜんぶ見つけると恋がかなうらしい！！


うおーー！！！！！




多分コレは獅子！！あと4枚！！！



結論・見つかりませんでした。


……4枚まではみつかったんだが…。
ま、まあいいか……。





大庫院（だいくいん）にある、大スリコギ。（わかりにくいけど、真ん中の柱にかかっています）
3回触ると、料理がうまくなるらしい。

「料理のウデがあがる」という意味ではなく
「なんにたいしても感謝の心がもてるので、おいしく感じる」という意味だそうです。
なるほどなぁ…。

大庫院というのは、台所のことで、ここで修行僧のかたの
食事を作っているそうです。


永平寺の内部は、どこでも自由に写真をとってＯＫ。
（修行僧の方にカメラを向けるのはダメ）
一通り見て回ってきたのですが、しーんとした中で
写真を撮るのはなんとなくはばかられたので
あまり写真ないです。


永平寺は、観光名所というより禅寺の色合いが濃くて
あんまり観光客に親切な感じではないです。
「順路」のフダは出ていますが、
中ではあまりうるさくすると怒られるし（まあ、当たり前といえば当たり前ですが）
あくまで修行メインな感じ。

その辺の雰囲気も好きｖ



















つづいて、東尋坊へ。だんがいぜっぺきです。





風が強くて転げ落ちそうになりました(汗)あぶないあぶない。
なんでも、この３日前に今年一人目の犠牲者が出たとか（……汗)
事故だそうです。
柵も何もないので、行かれる方はお気をつけて！！！

この日は、風が強かった割には、波はおだやかでした。





模型。
海から見るとこんな感じらしい。









で、石川県の小松空港から飛行機で、羽田に帰って工程終了！！

…と、思いきや。

ここまで持っていた天候が、帰りになって荒れ荒れになりました。うひぃ

「機長です。天候が荒れているので、空路を変更します。
なお、シートベルト着用サインが消えないことが予想されますので
通常のサービスが行えないおそれがあります」

うお！！なんだかタイヘンな感じ！！！！
てゆうか、機内サービスのスープ飲みたかったのにー！残念！！
30分遅れで飛び立ちましたか、すごい揺れています！！
イキナリ落ちたり、横揺れしたりとジェットコースターのようです！！

「機長です。現在、大変揺れていますが
安全には支障がありませんので、ご安心ください」

うおーーー！！そんなメッセージ初めてきいた！！
てゆうかこりゃ機内サービス無理だ！！
飲み物が宙を舞うわ！！！
25分ほどして、ようやくシートベルトのランプが消えました。

「機長です。今、シートベルト着用サインが消えましたが
消えている間は10分ほどしかないと思われますので
そのまま席についていてください」

ちなみに、1時間ほどの道のり。


…ぶじに羽田に到着しました。ありがとう！ありがとう！！
不謹慎だけど、かなり楽しかった。。。




と、いうところで。
本当に全工程終了。たのしかったーーｖｖ




バスから見えた日本海。



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